今日から本気だす

無職なので2017年は生存報告もかねて何でもいいから毎日ブログを更新することを目標にします(せめてアイコンだけはかわいく)

『免疫の意味論』を読みました。

 

免疫の意味論

免疫の意味論

 

 23年前に出版された本。やっと読み終わった。

前々から読もうとは思っていたのだけどなかなか手が伸びず。

でも読み始めたらあっという間に読み終えてしまった。

正直わからないところも結構あったけどさわりだけ、というか

人間の核心的なとこだけ、少し触れられたような気がした。

免疫機能や自己と非自己について。

僕にはなんとなくエヴァンゲリオンを彷彿とさせたなぁ。。。

僕とあなたの境界って一体なんだろう。みたいな。

f:id:genkai24ji:20170124134010j:plain

 ミクロの世界から国家にまで通じる免疫の機能。

自己免疫によって自壊していく様はいまだに

内戦を続ける国家を彷彿とさせる。

これは多田氏の主張なんだけど今でもそうだよね。

人も国家も数十年数百年では技術が革新たところで

根本的にはさして変われないんだろうな。

 

おそらくだけど

僕が昔よく読んでいた福岡伸一氏は

この本から多大な影響を受けていると思われる。

けど彼の著作のほうが嚙み砕いてさらに一般向けなような気がするから

先に読んでおいてよかったかも。

 

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

 

 

動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか

動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか

 

 

ところで、この手の本を読んでいて

それは役に立つのか?と言われたことがある。

...無職に役立つわけなかろうが。

ただ僕はこの手の本を読んでいるととても落ち着く。

全て生物は偶然の産物にすぎず

ただ無意味に生まれては死んでいく細胞となんら変わらない

と思えてくるから、少し安心する。

 

社会生活は疲れる。

産まれてきたからには何か生産的な活動をしなければならない。

常に向上心を持ち、努力し続ける。

そして無言でお前には価値がない、と言われているような気がしてくる。

 

そんな時にこういう本を読んでいると

門外漢の僕には難しい言葉の羅列

少しだけ意味がわかった時にそれは感動に変わる。

僕と他人の境界線が曖昧になり、

少しだけ心がやすらぐ。

 

そして少しだけただ無為に生きているだけの自分が肯定できる。

 

そして僕とは大違いの権威ある著名な学者が書いたことを思い出し、

一瞬で現実に引き戻されまた絶望、するのである。

 

でも今日はまだ生きています。